新年のごあいさつ
|
日頃は足立区テニス協会に暖かいご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
皆様もそうであったように2020年という年は新型コロナウイルスに災いされ、何もできずに、あっという間に過ぎ去った１年でした。
２月頃からその兆候は認められましたが、ついに4月7日には新型コロナウイルス国家非常事態宣言が発令され、足立区のテニスコートも集会室も全て閉鎖されました。その状態は5月末まで継続され、やっと６月１日から屋外のスポーツ施設は一定の条件下で使用が認めらましたが、いまだにどのスポーツ大会にも区の公認、後援の許可がおりず、したがって、区民大会など区が主催する大会は開催されておりません。次善の策として区の主催大会ではなく、足立区テニス協会主催大会として会長名の賞状を用意し、マスクの着用、三密を避け体調管理チェックシートを提出していただくなど、万全の対策を取ったうえで、大会を開催しております。
しかし、2020年度は３月のシングルス大会、小学生大会、鹿沼交流IN足立、4月の都民大会強化練習会、5月のテニスフェスタ、都民体育大会テニス競技、6月の指導者講習会、ウイークデイW、8月の高校生大会、ジュニアスポーツ大会、9月の足立ミックス大会など11の大会が未実施に終わりました。
本来であれば、７月８月には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、日本人選手が活躍し、多くのインバウンドが見込まれ、活況に沸いた2020年であったはずでしたが、医療機関は極限状態に追い込まれ、操業時間の短縮を強いられた経済界は大きな打撃を受けております。
2021年は新しく開発された、ワクチンを全国民が摂取し、コロナに打ち勝った証に東京オリンピック・パラリンピックを成功させたいものです。
その間、皆様には体調に十分に気をつけられ、マスクの着用、手洗い、うがいの励行、三密の防止、テニスを行う場合も協会でお願いしている諸事項を順守していただき、コロナに罹患することなく東京オリパラを迎えてください。
足立区の予定では２月頃医療従事者にワクチンを接種し、３月には65歳以上の高齢者に接種し、順次69万足立区民全てに接種するそうです。
厳しい2020年でしたが2021年は希望に満ちた明るい１年になることを祈って新年のご挨拶といたします。
足立区テニス協会会長 中 田 裕 康